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No.173

小椋 道太さん

株式会社青二才 代表取締役(神保町店 店長)
恵那からこの街を経て感じた“ものの持つ本質的な良さ”を共有していきたい

今年で八周年を迎えた青二才は、現在三店舗にまで拡大している創作料理のダイニングバー。代表取締役であり、今年の5月に開業した複合施設「テラススクエア」にある神保町の店長を務める小椋さんは、かつて井の頭公園でお酒を販売していたことをきっかけに、阿佐ヶ谷に初めて自分の店を出店しました。

五年間あらゆるお酒を取り扱う中で、日本酒に特化したお店をつくりたいという想いにたどり着いたといいます。
「日本酒を取り扱うと一気にネットワークが広がりました。全国に蔵元があり、今の時代すぐに作り手の方に会いに行くことができる。お客様の手に届くまでに多くの手が加えられ、人や地域との繋がりを紡いでいる日本酒の奥深さに日々魅了されています」

日本酒をメインにした中野店に続き神保町店では、日本酒の様々な銘柄を少しずつ飲んでもらいたいと想いから、日替わりの約70種類の銘柄と共に和食のみならずカジュアルな料理を提供するなど、これまでの日本酒の古典的な文化は守りつつも固定概念にとらわれず自由な表現でもてなしている。
小椋さんは岐阜県恵那市の出身。神保町にいると地元の原風景をよく思い出すのだといいます。

「田舎の近所付き合いのような関係性や、昔からの文化の臭い、人間臭さがここにはあるような気がします。東京が失ってしまったあたたかみのようなものを未だ守り抜いているこの町はなにか通じるものを感じています」

大きな恵那山と笠間山、木曽川と一面の田んぼの景色が広がる恵那市を、何も無いけれどただシンプルに、周りの皆と地元のお米のおいしさや、ゆっくり流れる時間を共有することの出来る豊かさがあると語ってくれました。

「故郷でも、この町でも感じられる“本質的な良さ”に価値を見出しています。日本酒も本家本元でやる意義がある。真似出来ないその土地が持つ技術や文化を多くの方と共有していきたいです」

そんな想いを抱き、11月5、6日にテラススクエアの屋外にて、故郷の恵那市で本当においしいものを販売する6店舗を集めた『恵那マルシェ』が開催するそうで、青二才も出店するとの事。

「本家のおいしさとと共にゆったりとした時間を、この町の人と共有出来たら嬉しいです。」

ライター:EDITORYインターン 丸山飛鳥
(共立女子大学4年 建築・デザイン学科)

DATA
青二才 神保町店

青二才 神保町店

青二才の三号店。日本酒をもっと自由なスタイルで気軽に楽しめるお店をコンセプトにした日本酒バル。 毎日日替わりの日本酒を70種類ほど取り揃え、合の下の単位である勺を用いて60mlにあたる3勺から提供している。お料理はカジュアルスタイルなものや世界各国の調味料を使ったものなど新たな組み合わせが楽しめる。 テーブル席やカウンター席に加え、外のテラス席もあり。 営業時間は、平日11:30〜14:00/17:00〜24:00(LO 23:00)、土曜日17:00〜24:00(LO 23:00)、定休日は日曜祝日

〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 1F
TEL : 03-5244-5244
URL : http://www.aonisai.jp/jimbocho

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