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No.33

大久保 紀一郎さん

アンチ・ヘブリンガン 店主
学生時代から二人で訪れたこの街。
家族とともに、小さくてもこだわりと
活気のある店として10年目を迎えたい

アンチ・ヘブリンガン店主・大久保さんが料理を好きになったのは、学生時代からお付き合いしていた奥さんとの出会いがきっかけでした。「男は厨房に入らない」という家で育った大久保さんにとって、奥さんの「食べること」「料理すること」好きが新鮮で面白く感じたといいます。また、大学があった草加から千代田線で1本だったこの街に、当時からお付き合いしていた奥さんと二人で学校帰りに訪れ、「スヰートポーヅ」や「三幸園」で食事をしていたとも。個人店の活気が大好きで、いつかは自分で小さくても活気のある、長くつづくお店をやりたいとこころに思い描いていました。

銀座のテーラーでの24年間の勤務を経て9年前、大久保さんご夫婦は神田・猿楽町に「アンチ・ヘブリンガン」をオープンします。名前の由来は、小津安二郎監督の映画「秋日和」の台詞にでてくる薬の名前だそう。店名には何語でもない言葉を使いたいと考えていたところ、「アンチ・ヘブリンガン」は「映画語」なのではないか、と思いつき、この名前にしたそうです。「あ」ではじまり「ん」で終わることも縁起がよく、何より奥さんがいい店名だと気に入ってくれました。

「この街のお店は、ひとつひとつのお店がこだわりをもっていて、小さくても活気を生んできました。これからも、そういうお店が生まれていけば理想の街だと思います」

ライター:EDITORYインターン 水谷冬紀
(成蹊大学4年 法学部政治学科)

DATA
アンチ・ヘブリンガン

アンチ・ヘブリンガン

水道橋駅から徒歩2分の食堂。2015年の今年、オープン10周年を迎える。カレーやパスタなど、メニューにはジャンルにカテゴライズされない様々な料理が並ぶ。営業時間は、(月〜金 ランチ 11:45~14:00 LO13:30 ディナー18:00~23:00)。

〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-7-11 ハマダビルヂング2F
TEL : 03-5280-6678

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