これ
No.192

桑野 和之さん 

株式会社毎日映画社 メディア事業部
映像で伝わるものは大きい。言葉はいらない。

毎日映画社は昭和30年に創立した、数ある映像プロダクションの中でも歴史ある会社です。

テレビがまだ一般的でなかった時代にニュース映画を制作、当時は映画館で先週のニュース映像を見ていたそう。全国で同じ映像を見せるためには、今のテレビのように電波やインターネットなどがなく、フィルムを大量にコピー、配送して上映していました。
現在、ニュース映画はなくなり、主な仕事はテレビ番組の制作、企業や自治体などのプロモーション、教育などのビデオ制作です。そして年に1、2本はフィルム撮影の仕事もあります。

大阪出身という桑野さん。大学卒業後は、大阪のテレビ番組制作会社に勤務、メディアが大きく変わったここ20年を間近で見てきました。「どうやったら人を引きつけられるか、飽きさせないかなどテレビ番組制作で培った技術を生かしながら、映像だけではなくコミュニケーション全般の企画立案をしています。」

桑野さんが映像の道に進むことになったきっかけは大学時代。
「学園祭実行委員を四年間やっていました。裏方で人を楽しませる仕事の面白さを知りました。」当時メディアとしては最も影響力があったテレビの世界で何か面白い事ができるのではと考え、その世界に飛び込んだという。

桑野さんが東京に来たのは四年前。神保町のことをそれまでは知らなかったそう。「大阪にはない独特の雰囲気の街で気に入っています。古本屋などをうろうろするのは楽しい。自分の趣味の領域の本、目についたらつい買ってしまいます。今後は、神保町にある古い建物の内部など巡るツアーなどを企画したらもっと街のファンが集まるのでは。」

街づくりについては「“誰かが何かやっている”ではなく、どれだけ“自分事として”面白いことをやってると思ってもらえるのかが重要なのではないしょうか」と語ってくれた。

「今後、アジアの国々とのコンテンツの共同制作を増やしたいと考えています。もっと日本の事を知ってもらい、遊びにきてほしいですね。映像を通して上辺だけでなく日本のあたりまえの魅力をしっかり伝えたい。映像で伝わるものは大きいので、あまり言葉はいらないと思います。」

ライター:EDITORY アルバイト 吉野香穂(上智大学2年 経営学科)

DATA
株式会社 毎日映画社

株式会社 毎日映画社

創立昭和30年1月1日の映像制作会社。平成27年10月から制作拠点を神田駿河台に構える。「一を知って十を撮る」という言葉のもと、的確かつ真摯にベストクオリティな映像コンテンツを目指した制作をしている。明治、大正、昭和の足跡を印したニュース映像、民放長寿番組『皇室アルバム』の映像などのアーカイブス、報道・ドキュメンタリー番組、VP、CM制作、放送業務、web・モバイルなどのデジタル媒体等、トータルに映像メディアに携わる。

〒101−0062 東京都千代田区神田駿河台2−5 BS11ビル
TEL : 03−3518−4111
URL : http://www.mainichieiga.co.jp/

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