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No.177

石川 雅己さん

千代田区 区長
将来を見据えて、安心できる生活を守り育てていきたい

東京の中心に位置する千代田区の区長を務めるのは、現在4期目を迎えた石川雅己さん。日々、住民の生活を支え、守るのが主な業務内容です。最近ではお年寄りがなにか困った時に、24時間365日いつでも対応可能な高齢者総合サポートセンター「かがやきプラザ」を区役所の前に作るなど、困り事を解決する為のマネジメントにも力を入れています。

「東京の中心であり、川や濠など水が流れるエリアであることを踏まえ、まずは街をきれいにしていくことに力を注いできました。ゴミやタバコのポイ捨てなどの規制をきちんと敷き、外から来る人にとっても気持ちの良い千代田区を築くことが大切だと思っています」

自身も喫煙者の身であったことから、双方の立場を理解し呼びかけることで次第に結果が現れてきたそうです。街が汚いことは犯罪や環境悪化の温床になりかねない、クリーンな街であることがあらゆる方面に良い影響を与えているといいます。

東京都の職員として、30代前半で管理職として都から区に出向した経験をきっかけに、巣立った所に帰るかのように出馬への道に足を踏み入れた石川さんは、現在は千代田区の為に日々奮闘中ですが、実はあまり区長選出馬には、気が進まなかったそうです。

「2期目を迎えた頃から、都に比べて住民との距離が近い区や市での、良いことも悪いことも身近に反応が見える役所の仕事に面白さを感じるようになりました。千代田区ではよくお祭りやイベントが地域の人により自発的に行われています。参加をすれば住民の声が自然と聞こえてきて、時代とともに変化するニーズに気づくことが出来るんです」

そして、石川さんがこの街で特に好きで昔から通っている場所は神保町の古書店街です。
「現在過去未来すべてが分かるのが本の魅力。そんな本が詰まった街は歩くだけで時代の流れを感じ取ることが出来ます。街の人にとって栄養剤でもある地域の拠点に、そのような街の持ち味を取り込みたいと思っています」

実際に、千代田図書館では単に新書をストックするだけではなく、館内で古書店のショールーム「としょかんのこしょてん」を開いたり、本のゲートウェイのように古書店の道案内をしたりと、元々ある価値を育て守ること、引き出すことを重要視して行っています。
「今年は申年、物事がいろんな形で興るとも言われている年です。千代田区にとってもそんな年になったら嬉しいです」

ライター:EDITORYインターン 丸山飛鳥(共立女子大学4年 建築・デザイン学科)

DATA
千代田区役所

千代田区役所

特別地方公共団体である千代田区の組織が入居している。2007年5月に旧庁舎より移転した。 9.10階には千代田図書館があり、多くの人に利用されている。 区役所開庁日は月曜日~金曜日(祝日・年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)を除く)、開庁時間は午前8時30分~午後5時 千代田図書館の開館時間は午前10時~午後10時(土曜は午後7時、日曜・祝日・12月29日~31日は午後5時まで)、休館日は毎月第4日曜日、1月1日~3日、特別整理期間

102-8688 東京都千代田区九段南1-2-1
TEL : 03-3264-2111(代表)
URL : https://www.city.chiyoda.lg.jp/index.html

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