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No.232

大野真樹さん

株式会社カラメルカラム 代表取締役社長
カラメルカラムらしいゲームを制作していきたい

「やっていることを説明するのは、なかなか一言では難しいんですけど。」

と、株式会社カラメルカラムの代表の大野真樹さんは答えてくださいました。

 

株式会社カラメルカラムは、スマートフォンのゲームアプリの開発や、ボードゲームなどアナログゲームを自社で開発していて、実際に販売もしている会社。

 

「社員が今3名いまして、一人はエンジニア、もう二人はゲームのストーリーを書くシナリオライターです。シナリオライターは、ゲームの世界観だったり、キャクターの設定も作っています。元々、自分がゲームシナリオを書いていて、仕事が増えて自分だけでは回せなくなったので、社員を増やしていきました。シナリオだけじゃなくて、中身のゲームでどう見せるかも考えています。ゲームを作るのは楽しいですね。」

 

オフィスには、カラメルカラムで制作されたボードゲームが並んでいました。

オススメのゲームを聞いてみると、最初に作った【THE残業】というゲームを紹介してくださいました。

 

「見ての通り残業をモチーフにしたゲームなんですが、定期的にSNSでバズることがあり、おかげさまで未だに人気があります。」

 

そんな大野さんが、この町にオフィスをかまえたのは、3年ほど前。最初のオフィスは小川町、そして神保町にやってきました。

 

「高校生の頃、通学時に小川町駅が乗換だったんです。当時は翻訳家になりたくて、大学受験用の参考書買わないで、翻訳とかTOIECの参考書を本屋さんに見にきていました。あと羊頭書房さんは、ミステリとかSFの品揃えが豊富な古書店で、絶版の本を読みたくてよく足を運んでいました。

この町は昔からそんなに雰囲気が変わってない印象があって、考え事するのには向いている気がします。打合せで外に出ることも多いんですが、戻ってきて、どうしようかなと考えるのに向いている町かなと。」

 

今後、やっていきたいことをお伺いしました。

 

「自社制作にもっと力を入れていきたいですね。シナリオだったら、例えばゲームとかマンガでもなんでもいいんですけど、これがカラメルカラムだと胸を張れるものを作っていきたいです。今のところアナログゲームの方が数を出しているんですが、今後はデジタルゲームもリリース増やしていきたいです。人数少なくてもちゃんといいものを作れるっていうのを伝えていきたいと思っています。」

 

そういって、大野さんが、現在制作中のゲームを見せてくださいました。

 

「今年になって、自分が本当に作りたいものは何だろうって考えて。今制作しているゲームは、未だにアイデンティティが確立していない人に向けて作っています。最近、会社の採用面接をする機会が増えていて、面接にきてくれた方と話すと悩んでいることもあるんですね。今は選択肢が増えている時代でもあるし、みんな悩んでるのかなって。これは本のタイトルなども出てくるのですが、それを選択していくと、色々な言葉が出てきます。リリースは2018年8月を予定しています。」

 

デジタルのゲームの中に、たくさんの本が登場していて、神保町にいるからこそのゲームなのではないかと感じます。大野さんのゲームへの愛と、まちへの愛着が重なって、この町から素敵なコンテンツが生まれそうです。

DATA
株式会社カラメルカラム

株式会社カラメルカラム

神保町にあるゲーム会社です。アナログ・デジタル問わず、ゲームを作っています。

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目26マルニビル301
URL : http://caracolu.com/

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