ちょんこさん
No.228

諸橋修さん・諸橋晶子さん

店主
職人とお客さまの架け橋に、本当に良いと思った作品だけを届ける粋な雑貨店

「良いお値段ですね。」

初めて訪れるお客さまの多くは、まずその商品価格に驚かれることが多いんだそう。

「でもね、職人さんがどんなこだわりを持って作っているのか・どんな素材でできているのか・安い商品との違いは何なのか、そんな商品の説明をさせていただくと皆さん口を揃えて『じゃあ妥当なお値段だわ。』とおっしゃってくださるんですよ。」

日本各地から多くのお客さまが訪れる人気の雑貨店、神田ちょん子。最近ではわざわざ外国から訪れる方もいらっしゃるんだそう。お目当ては、職人夫婦が製作されている小物とお二人が自らの足で工房や骨董市を訪れて「本当に素晴らしい」「この商品をお客さまに届けたい」と思ったものだけを集めた、こだわりの雑貨と骨董品。

TVで何度も紹介され、その商品の素晴らしさからネットでの販売を望む声も多いそうですが、お二人はどうしても「対面販売」にこだわります。

「神田ちょん子は【出会い】がポイントなんです。私達が出会った職人さん、職人さんがこだわって製作した作品。そしてお客さまがちょん子でその作品に出会い、作品の物語を聞いて納得して購入してくださる。本物の良さを知ってくださったら、皆さん大切に使ってくださるでしょ。職人が丹精込めて作った作品だからこそ、その物語・こだわりも含めて購入してもらいたいんです。この【出会い】の素晴らしさはインターネットではどうしても伝えることはできないんですよ。」

晶子さんは生粋の神田っ子ですが、修さんは神田出身ではないそう。なぜ修さんの出身地ではなく「神田」にお店を出したのかを尋ねると、

「私達はこのお店を始めるずっと前から雑貨を製作していたんです。骨董品もコツコツと集めてきました。お店を持ってこの作品を手にとって見ていただくのが私達の目標だったんですよ。神田を選んだ理由はこの『土地柄』。神田には江戸が残っているという感覚があるんです。その上で新しいものを積極的に受け入れる懐の深さがある。『古いものも新しいものも良いものは良い』というこの土地柄と私達の考えが合っていたということですね。お店を出すなら神田って夫婦で決めていたんですよ。」

そんなお二人に今後の展望をお伺いしました。

「職人さんって製品を作ることに関してはプロ。でもその製品の良さをお客さまに伝えるのは残念ながら上手ではない方が多いんですよ。」

「私達夫婦は販売も行いますが、もともとは雑貨などを製作する職人。だからこそ職人さんの気持ちが分かるんです。心を込めて作った作品だからこそ大切にしてくださる方に是非使ってもらいたい。このお店はそんな職人さんと『本当に素晴らしいものに出会いたい』というお客さまの架け橋になるようなお店にしたいと思っているんですよ。」

DATA
江戸小物・和雑貨店「神田ちょん子」

江戸小物・和雑貨店「神田ちょん子」

東京神田は須田町1丁目で営む和雑貨商店「神田ちょん子」。 江戸の伝統工芸品、東京ならではの和風雑貨や伝統菓子など、「江戸」にこだわりを持って選んだ小物たちを販売しています[営業時間]12:00~19:30[定休日]不定休

〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-11-12-101
TEL : 03-3255-3990
URL : http://kandachonko.main.jp URL : http://chonko.exblog.jp

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