OLYMPUS DIGITAL CAMERA
No.211

岡田良太郎さん

アスタリスク・リサーチ 代表取締役 / OWASP Japan 代表 / Hackademy Project ファウンダー / Hardening Project オーガナイザー
神保町は発信しやすい街。“ここ集まったほうがいい感"を醸成していく

岡田良太郎さんは、サイバーセキュリティの問題に取り組まれる株式会社アスタリスク・リサーチの代表をされている、経営者です。本業の傍らセキュリティ啓発や、災害に関するイベントの運営も行ない、多くの人々のハブとなってご活躍をされています。今回は、岡田さんに神保町に来た理由、そしてこれからの神保町に期待することを伺いました。

以前は築地にオフィスを構えていたという岡田さん。5年前に越してきた際、最初から神保町エリアに絞って物件探しをされていたそうです。

「まず、ものすごく魅力的な立地なわりに物件が安いことが挙げられます。もちろん、地理的な要因は大事。神保町って、東京のど真ん中ですよね。渋谷や新宿、大手町などの主要な場所まで一本でいける交通の便が魅力です。そして、なんといっても神保町は、エネルギッシュなんです。出版社が多いせいか、発信を生業にしている人たちがこの街には集まっています。こういった発信が当たり前となる人たちの雰囲気の中にいると、自分たちも力が出るような感覚がありますね。」

その他にも、土日がゴーストタウンにならず、毎日のように栄えていること。チェーンの飲食店よりも、知る人ぞ知るような、小さなお店がひしめき合っていることなども話に上がりました。神保町の魅力を語りだしたら、キリがありませんね。

これからの神保町でやっていきたいことについても伺いました。

「神保町は入って来やすい土地柄だし、何かを始めやすい場所であるけれど、そのわりにはベンチャー企業がしのぎを削っていたり、何かプロジェクトがはじまったりと、そういったアグレッシブ感はほとんど見かけない。飲食店はじめ、小さいお店が居抜きで入っていたり、大学も4方向に4つあって若者も多く、出版社、画廊など、また古くからある会社も多く残っていたりする中で、新しい勢いというか、たとえばネット系の企業も神保町からもっと生まれていったら面白いんじゃないかな。」

最後に盛り上がったのは、神保町から発信するにはどうしたらいいか、という話。例えば、ラジオ局があったらいいんじゃないか、なんて。中にいる人たちが居心地の良さに満足しているからか、外向けに発信しているメディアが少ないんじゃないか?と、岡田さんは語ります。“神保町に集まったほうがいい感”を醸成していくことで、これからの街づくりにつながるんじゃないか、と私も思いました。

まだまだ伸びしろのある神田神保町の、これからの変化が楽しみです。

 

ライター:EDITORYアルバイト 磯部俊哉(神田外語大学 国際コミュニケーション学科4年)

DATA
株式会社アスタリスク・リサーチ

株式会社アスタリスク・リサーチ

株式会社アスタリスク・リサーチは、2006年に設立された、東京都千代田区神保町に本社を置く企業であり、安全なソフトウェアづくりとサイバー犯罪対策に着目したリサーチやサービスを提供しています。最近、誰でもわかるセキュリティ啓発のゆるキャラ本をフリーでリリースし、全国紙でも話題になりました。みんなで安全と安心を継続的に改善していく「シフトレフト」をキーワードに、ビジネス面でも、コミュニティ面でも積極的に取り組んでいます。オフィスにはふらりと訪れる方々が後をたちません。

〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-2-202
URL : https://www.asteriskresearch.com URL : https://www.facebook.com/asteriskresearch/

閉じる