6.16_これ
No.158

宇崎 竜童さん

音楽家、お茶の水JAZZ祭プロデューサー
街に鼓動を息づかせるようにこの街を生の演奏で溢れさせたい

ロック歌手、作曲家、俳優、映画監督など様々な肩書きを持つ宇崎さんは、中学時代両親の勧めにより推薦で進学した、明治大学付属明治高等学校・中学校で学生生活を送りました。

大学進学の際、クラブ活動生は常に着用する必要があった学生服にどの学部の名を刻むのかを決め手とし、法学部へ進学、在学中は軽音サークル活動に励みました。

4年の夏、全く就活をせず自分だけ就職先が無いことへ焦りを感じた宇崎さんは、たまたま見つけた新聞記事に面接即決を掲載していた会社で在学中から働くこととなり、町中を虱潰しに歩き回り証券の訪問販売をする毎日を送る中で、自分は何をして生きていきたいのか、何が向いているのか、を考えるようになったといいます。

結果1ヶ月で会社に退職届けを提出し、後、同年の11月に客席で文京公会堂で行われていた定期演奏会を聞きながら、“作曲家”への憧れが芽生えたそうです。
紆余曲折をしながらも、自分と向き合い夢を現実にしてきた宇崎さんは学生生活で過ごした神田神保町御茶ノ水エリアを、様々な文化が集結し、世界に類を見ない特別な街として感じてきました。

10年前クラブ活動のOB会で推挙され会長の名を持つようになってから、その自分の立ち位置を法学部卒のOBではなく軽音クラブを卒業した OBとして、学校、街へ恩返しが出来る繫ぎ手であると気付き、“街角に生の音楽を流すことで街を元気にしたい”というビジョンが確立していったと言います。

「ニューオリンズのように、通りを歩けば両側からレストランの生演奏が聞こえてくるような、500m.1km歩けば何十種類のジャンルの音楽が聞ける町を10年くらいかけて築いていけたらいいなと思っています」

ライター:EDITORYインターン 丸山飛鳥
(共立女子大学4年 建築・デザイン学科)

DATA
Ryudo Uzaki Official WebSite

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1946年京都府生まれ。1973年にダウン・タウン・ブギウギ・バンドとしてデビューする。歌手として『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』『スモーキン・ブギ』など数々のヒット曲を生み出しながら、山口百恵さん等の多数のアーティストへ楽曲を提供するなど作曲家としても活躍。 映画音楽をも手掛け、これまで『駅ーSTATION』『社葬』などで日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。劇場音楽では読売演劇大賞の優秀スタッフ賞を受賞している。 他アーティストへの楽曲提供やプロデュース、自身のライブ活動の他、映画・舞台音楽の制作、俳優等、幅広く活動中。


URL : http://www.ryudo.jp/

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