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No.36

仙波 輝之さん

ブック・ダイバー 店主
本と神保町に関わり続けてきた人生。
子どもにもお年寄りにも、
この街を楽しんでほしい

カラフルな外観と店内のソファが印象的な古書店「ブック・ダイバー」。店主の仙波さんは、まだ神田にも都電が通っていた頃から、通学途中でこの町に降り立っては本を探し、この街に親しみながら過ごしていました。個人的に持っていた書庫にはたくさんの本が集まり、知人からも「そのへんの本屋より本を持っている」と言われるほどだったとか。本が傷んでしまうのがもったいないと考えた仙波さんは古書店を開くことを決意し、2006年3月9日にブック・ダイバーをオープンしました。

お店を開くのにあたって、神保町は最初から“意識していた街”だったといいます。書店街としての権威ある街でお店を開くことに対して、不安や避けたい気持ちがある一方、「やっぱりここしかない」という思いがありました。どんなに他の土地を探しても、この街以外に自分にとってしっくりくる場所がなかったそうです。
「これからの神田に対して言いたいことはひとつだけ。お年寄りや小さい赤ちゃんを連れたお母さんが地下鉄から上がってこられるエレベーターかエスカレーターを増やしてほしい、ってことだね」

神田でいちばんのお気に入りの場所は、「神保町交差点」だという仙波さん。その交差点の、どこかひとつにでもエレベーターかエスカレーターができてくれたら、この街へ本を買いに来るお年寄りや、食事や買い物に来る親子は楽だと話してくれました。
「外からやってくる若い人の視点で、この街に対して意見を持ってくれたら、街はしっかり変わると思いますよ」

ライター:EDITORYインターン 水谷冬紀
(成蹊大学4年 法学部政治学科)

DATA
ブック・ダイバー

ブック・ダイバー

白山通りから一本入った路地にある古書店。店内には独特のジャンル分けをされた書籍が並ぶ。屋外のワゴンにも本が積まれている。年末年始年中無休。書籍の海外発送も相談可能。通販サイトAmazonでの購入も可能。冬期の営業時間は11:30~18:00。

〒101-0051  東京都千代田区神田神保町2-12-8
TEL : 03-6657-3277
URL : http://bookdiver.exblog.jp

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