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No.48

松下 徹さん

アーティスト・展覧会オーガナイザー
アーカイブされた情報が、いまだに残る神田。
この街の風景になるような壁画を描きたい

神奈川県 横須賀生まれの松下さんは、東京芸術大学の先端芸術表現科卒業した2010年に神田・錦町へとやってきました。東京の歴史を感じられる場所に住みたいと考えていたところ、家賃も手頃でアートの本も手に入りやすい古書店街が近い錦町を選んだそうです。

高校生の頃、クリエイターへのリスペクトの精神があるアメリカで暮らしていた松下さん。そこでストリートアートに関心を持ち、研究をはじめます。現在は、車やキャンバスの表面に独自に配合した化学塗料を用いてペイントし、絵画を制作するアーティストとして活躍する一方、アーティストを集めた展覧会の企画も行うキュレ—ターの顔も。グラフィティアーティストのバンクシーがロンドンの街中に描く壁画や、渋谷駅の岡本太郎作「明日の神話」など、「壁画」があり、それが風景となって人々に馴染んでいる様子が好きで、神田にはその表現の欲求を刺激する魅力があるといいます。

「移り変わりの激しい東京の中でも、神田には、建物などアーカイブされた情報がまだまだ残っている、魅力ある街です。このエリアで『壁画』を描きたいという個人的な表現の欲求があるので、それが実現できれば嬉しいです」

ライター:EDITORYインターン 水谷冬紀
(成蹊大学4年 法学部政治学科)

DATA
松下 徹 / Tohru Matushita

松下 徹 / Tohru Matushita

1984年生まれ。車やキャンバスの表面に、独自に配合した化学塗料を用いてペイントし、塗装面にひび割れを起こす絵画を制作するアーティスト。各種メディアにおいて紹介。グループ展や企画展など、多岐に渡る展覧会を企画する展覧会オーガナイザーとしても活躍。

〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-14-市村ビル
URL : http://www.tohrumatsushita.com

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