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No.194

太田 祥宏さん 

株式会社アクセルスペース 経営管理グループ
宇宙ビジネスの可能性に惹かれ、ここに飛び込んだ

株式会社アクセルスペースは東京大学と東京工業大学で生まれた超小型衛星技術を原点に2008年に創業した、重さ100キロ以下の超小型人工衛星の設計開発、データ提供を中心事業とするベンチャー企業です。

東京大学入学前から宇宙が好きだったという太田さん。もともとは現在の専門分野である衛星よりも宇宙論や天文学に興味があったそうです。「大学では地球惑星科学を専攻し、気象、地震、火山、惑星探査など幅広く取り組みました。その中でも、火星から飛んできた隕石は何億年前に形成された岩石なのかなど、隕石の分析をしていました。」

太田さんは大学卒業後、二年間の金融業を経て、現在は経営という面からアクセルスペースで宇宙に関わる日々を送っています。地球環境問題が深刻な現在、縮小均衡を図り中に閉じこもろうという考え方もあるが、宇宙に出て行ける時代なら、出たほうが面白いと感じていたという太田さん。
「10年、20年後には、民間企業が宇宙に行くことが普通になり、経済の動きも広がって新しいサービスもでてくるだろうと考えていました。宇宙ビジネスの可能性に惹かれ、そこに飛び込む事を考えるのが面白い。」

アクセルスペースのオフィスは2011年に神田に移転しました。「神田はアクセスもよく、ランチスポットも多いところが気に入っています。旧街道沿いのおまんじゅう屋さんがあるあたりが特に好きです。」と太田さん。衛星のプロジェクトはマラソンに似ていて息の長いプログラム。太田さんが神田にいるのはメインの勤務時間は九時半から七時ごろまでだそう。一日二日の徹夜で二年をひっくり返す事はできないと太田さんは言います。

アクセルスペースでは現在AxelGlobeという新しい時代の地球観測インフラを立ち上げています。様々な分野においてグローバルで多岐にわたる応用が計画されています。「衛星を使って衛星写真を撮ることや、写真からデータを得ることは、頭の中では多くの人がイメージできるし、使えそうだなと感じていると思います。それがきちんと実用的になって自分たちの生活に結びついていくような世の中になるように頑張りたいです。」

ライター:EDITORYアルバイト 吉野香穂(上智大学 経営学科 2年)

DATA
株式会社アクセルスペース

株式会社アクセルスペース

超小型衛星等を活用したソリューションの提案、超小型衛星が取得したデータに関する事業などを行う。2008年の創業以来、世界初の民間商用超小型衛星を含む3つの実用衛星開発を通して性能・信頼性の向上に取り組んできた。Space within your reach. 宇宙を普通の場所にしたいという夢に向かい、宇宙のスペシャリストとして宇宙利用のさらなる拡大を目指している。

〒101−0052 東京都千代田区神田小川町2-3-13
TEL : 03-5577-4496
URL : http://www.axelspace.com

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