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No.218

東郷 裕美さん

とりのほまれ 女将
様々な人やものが融合する神田エリア。ここから美味しい丹波地鶏と日本酒を発信していく

『とりのほまれ』は、さばきたて地鶏と和酒がメインのお店として、2017年3月にオープンしました。京都から直送で仕入れた丹波地鶏を、お店でさばいて新鮮な状態で提供しています。そして店内には、地鶏によく合う日本酒の一升瓶が、ずらりと並んでいます。

「丹波地鶏は筋肉質で肉の質感が強く、食べ応えがあるのが特徴です。人気のある比内地鶏や名古屋コーチンにも引けを取らない美味しさがありますが、都内で丹波地鶏を食べられるお店はあまりないんです。中でもおすすめのメニューが、“もも一枚山椒焼き”ですね。それと“鶏皮ポン酢”も人気があります。他の鶏肉と違って、肉厚で食べ応えある食感に、病みつきになる方もいらっしゃいますよ。」

そう話す女将の東郷さんは、社会に出てから数年間、飲食店で接客の仕事をしていました。人が好きで接客が楽しくて仕方ありませんでしたが、一度くらいデスクワークの仕事に挑戦してみよう、とOLに転身したそうです。
しかし、人と接する機会の少ない職に就いてみて、接客業が好きだということをあらためて実感したと言います。

「OLになる前に飲食店で働いていた時、楽しそうに笑っているお客さんを見るのがすごく好きでした。一生懸命働いた一日の終わりに、何も難しいことは考えず、気のおけない仲間と美味しいお酒をただただ楽しんでいる感じが、すごくいい。そういう姿を見るたびに、やりがいを感じていました。そう思うと、やっぱり私には人と関わる仕事が向いているんだって思って、OLを辞めて飲食業界に戻ることにしたんです。」

その後、小川町にあるワイン専門店『ビストロマチュリスタ』での勤務を経て、『とりのほまれ』オープンの際に、責任者である女将に抜擢されました。
「オープンして5ヶ月経ちますが、おかげさまで開店当初から常に満席の状態で、本当にありがたいです。生産者さんが懸命に育てた丹波地鶏や、頑張っている蔵元さんが作った日本酒を、一人でも多くの方に知ってもらうことが私たちの役割だと考えています。」

東郷さん自身も、食べること飲むことが大好きだそう。
「スープカレーが好きで、神田のカレー屋さんを巡ったこともありました。この街で働くようになって、『あ、このお店来たことある』なんて気づくこともしばしば。それとお酒も大好きですね。心許せる仲間とお酒を飲みながら、ざっくばらんに話をして過ごすのが、一番の癒しです。」

神田の印象について聞いてみました。
「食べ物屋さんもスポーツ店も会社員も学生も、いろんなジャンルの人やものがこの街に集まっているのに、ちゃんと融合している感じがとてもいいですよね。うちのような和酒のお店や、ボルドーをグラスで飲めるお店など、新しいものも受け入れてくれる街です。この神田から丹波地鶏と日本酒を発信して、ファンを増やしていきたいですね。」

ライター:EDITORYスタッフ 久保 彩

DATA
とりのほまれ

とりのほまれ

京都丹波の生産者から直送される丹波地鶏の丸鶏を自家解体。新鮮な地鶏の様々な部位を特注溶岩グリラーで焼き上げる地鶏焼き、鶏すき焼き、酒鍋など、こだわりのメニューを提供。季節に応じて厳選した約50種の日本酒を揃えている。中には、皇室献上酒などレアなものもある。 [とりのほまれ営業時間] 月~金 16時~23時半/土・日・祝14時~23時

〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-16-3 杉野ビル1F
TEL : 03-5577-3079
URL : https://r.gnavi.co.jp/6aapmk000000/ URL : https://www.facebook.com/torinohomare/

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